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大脱出

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◇ミカエル・ハフストローム監督

◆シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームズ・ガヴィーゼル、カーティス・ジャクソン、エイミー・ライアン、マット・ジェラルド

 

『大脱出』というタイトルは、ジョン・スタージェス監督の傑作『大脱走』と紛らわしいし、2009年には『大脱出!』という日本映画が公開されたので、なおさらややこしい。

この『大脱出』(2013年、アメリカ製作)はシルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーという二大アクション・スターの競演が呼びものである。但し、二人ともオールド・スターだから動きにキレがない。

「大脱出」2レイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)は世界屈指のセキュリティ・コンサルタントで、同時に脱獄のプロである。こういう人物設定は非現実的な感じだが、犯罪者と偽っては入獄し、そこから脱獄して監獄の問題点を指摘する。また脱獄の経験を生かして絶対に脱獄できないような刑務所を設計するのが仕事というわけである。

そのブレスリンにアメリカ中央情報局(CIA)から500万ドルで脱獄の仕事の依頼があり、どこかわからない私設監獄へ犯罪者として連れて行かれた。

それは絶海に浮かぶ巨大タンカーの中にあり、一度入ったら絶対に逃げ出せないという要塞監獄で、ブレスリンは何者かに罠に嵌められたのだった。

ブレスリンは自分を罠にはめた連中と対決するため脱獄計画を練るが、その前に囚人たちのボスであるエミール・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が立ちはだかるという展開になる。

スタローンは1946年生まれ、シュワルツェネッガーは1947年生まれと一歳違いの同世代で、二人とも撮影時点で60歳を超えている。

「大脱出」3スタローンは『ロッキー』シリーズと『ランボー』シリーズで名を売ったアクション・スター、片やシュワルツェネッガーはオーストリアからアメリカに移民し、ボディビルで鍛え上げた肉体美を売り物に『ターミネーター』シリーズや『プレデター』などでアクション・スターとして人気を得た。

それにしても今なぜ老スターを起用してまでアクション映画を作らなければならないのか? 

ハリウッドの裏事情は分からないが、シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事を辞めて映画界に復帰したので、その話題性冷めやらぬうちに名前を利用しておこうという魂胆もないとは言えないだろう。

もちろん二人の格闘シーンもあり、ファン・サーヴィス怠りないが、迫力もないし、近年の娯楽アクション映画の例に洩れず話が単に荒唐無稽というだけでなく、カット割りをやたらに細分化して(多分スピーディな展開に見せるためだろう)状況やストーリーの理解を難しくしている。

近年のハリウッドは内容をじっくり見せる映画をわざと避けているようにさえ見える。

☆☆★


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