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小さな恋のメロディ

小さな恋のメロディ

小さな恋のメロディ

◇ワリス・フセイン監督

◆マーク・レスター、トレイシー・ハイド、ジャック・ワイルド、シェイラ・シュティーフェル、ケイト・ウィリアムズ、ジェームズ・カズンズ 

 

『小さな恋のメロディ』(1971年、イギリス製作。原題“MELODY)は、のちにハリウッドへ渡って監督として成功したアラン・パーカーの原作で、且つ脚本処女作である。

原題は小さなヒロインの名前だが、MELODYには「旋律」という意味のほかに「効果」という意味もあるので、邦題はそういった意味にもかけてあるつもりかも知れない。後に人気ヴォーカル・グループとなるビージーズが歌曲を提供しており、音楽劇の趣もあるからである。

「小さな恋のメロディ」2ロンドンの伝統のあるパブリック・スクールに通う11歳の少年ダニエル(マーク・レスター)は、少々気弱でおとなしい性格だったが、別クラスの少女メロディ(トレイシー・ハイド)と知り合い、仲良しになった。

伝統的な価値観と厳格な規律を押し付ける教師たちと、過大な干渉をする親たちに挟まれて息苦しさを感じていた二人は初めて心を許し合える相手を見つけた思いで互いに悩みを打ち明け合い、デートを重ねる。

二人は学校をさぼって海水浴場へ遊びに行った。そのことが知れて二人は校長から叱責を受け、クラスメートからは笑いものにされた。

ダニエルは悪友のトム(ジャック・ワイルド)にしつこく絡まれて取っ組み合いの喧嘩をしでかした。

ひたすら抑え付けようとする大人たちに対してダニエルは「メロディと結婚したい」と思い切った発言をするが、大人たちは当然取り合わなかった。

ある日、教師がダニエルたちの教室へ授業に行くと、教室はもぬけの殻になっていた。教師たちが総動員で探すと、児童たちは鉄道の廃線脇でトムが牧師役になってダニエルとメロディの結婚式ごっこをしている最中だった。

「小さな恋のメロディ」1教師たちに見つかって児童たちは散り散りに逃げ、発明狂の児童が投げた手製爆弾が一台の自動車に命中して爆発、教師たちも逃げ惑う。

その間にダニエルとメロディは手漕ぎのトロッコに乗って廃線の彼方へ走り去っていった。

──こういうファンタジックな内容だが、ファンタジーのふるさと、本国イギリスでもアメリカでも英語圏では興行的には全く振るわず、なぜか日本と、ほかにアルゼンチンやチリなどラテン・アメリカ南部では大ヒットとなった。日本では学習塾などへ通う児童・生徒が増え、受験競争が激化し始めた時代だったが、そういう社会情勢と関連があるかも知れない。南米でも受けたという理由は判らないが……。

そういう事情を抜きにしても、再見に耐える佳作だろうと思う。

                               ☆☆☆★


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