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眠狂四郎魔性剣

眠狂四郎魔性剣

眠狂四郎魔性剣

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WOWOW録画の鑑賞。
監督 安田公義
脚本 星川清司
原作 柴田錬三郎
企画 藤井浩明
音楽 斎藤一郎
撮影 竹村康和
編集 宮田味津三
美術 加藤茂
録音 大角正夫
照明 山下礼二郎
出演 市川雷蔵、嵯峨三智子、長谷川待子、明星雅子、穂高のり子、若松和子、北城寿太郎、須賀不二男、五味龍太郎、伊達三郎、稲葉義男、木村玄、小村雪子、浅野進治郎、荒木忍
75分
配給 大映
公開日 1965年5月1日

シリーズ第6作。脚本は1作目から引き続きの星川清司で、監督はこれが2作目となる安田公義。

今作の目玉はなんといっても嵯峨三智子の出演だ。前作『眠狂四郎炎情剣』に出演予定だったのがドタキャンしてしまった嵯峨。彼女はこの頃、薬物使用や失踪事件などで話題となっていた時期だ。大映としても一度ドタキャンされていながら、すぎにまた起用するのは、それだけ彼女の話題性に興行的魅力を感じていたからだろう。

今作での彼女の役は4作目で狂四郎に殺された花札使いの殺し屋の妹役。兄の仇討のために狂四郎をつけ狙う女を演じる。幾たびか狂四郎を窮地に追い込むが、最後は悪に徹しきれないと狂四郎にみぬかれ、まともになってしまうという役だ。どうみても嵯峨のキャラではない。嵯峨のスキャンダルがあまりにも有名すぎて、せめて映画の中だけでもまともな役にしようとしたスタッフの気配りか。

今回はその毒舌ぶりから一人の女を死に追いやってしまった狂四郎が、その責任を感じてある藩の跡目相続問題に関わってしまうという話。
狂四郎を狙う敵の罠が次から次へと襲い掛かってくるところがかなりスケールアップされている。

殺陣シーンも、狂四郎の主観で撮影したり、殺陣は見せずにいきなり死体をうつしてみたり、またかなりの血しぶきをあげてみたりなどシリーズの中ではあの手この手とよく工夫されている。

三隈研次と違って、安田監督は円月殺法のストロボ撮影をきっちり2回使っている。さすがプロブラムピクチャーの職業監督だ。

残念なのは、話の展開がかなり荒いことだ。話をとばしてみたり、登場人物が途中でいなくなったりと、かなり脚本を端折っている。これは予算の関係だろうが、脚本家がかわいそうだ。

狂四郎のライバルとなる敵も有名スターが出ておらずさみしい。五味龍太郎や北城寿太郎など『必殺シリーズ』の名悪役たちがライバルとして出ているが、この当時はまだ雷蔵には遠く及ばない。雷蔵の存在感が大きいだけにライバルに大物スターがほしいところだ。このあたりに大映の役者不足の弊害が露呈されていたようだ。

<あらすじ>
武家育ちの娘・佐絵(穂高のり子)は、狂四郎の辱かしめをうけて自殺した。翌日、狂四郎のもとに、大工の娘・お糸(明星雅子)が佐絵の遺書と共に、その子鶴松を連れてきた。鶴松は、岩代藩の城主と、そのころ御殿女中であった佐絵との間にできた隠し子で、城主は一度は邪魔者扱いにして追放したものの世継ぎの出来ぬ今は、力づくで連れ戻そうとしていた。狂四郎は、お家のためには、幼い子供の将来をふみにじる武士道に激しい、いきどおりを覚えた。そんな狂四郎は、以前ふとしたことから斬りすてた伴蔵の妹おりん(嵯峨三智子)につきまとわれていた。一方岩代藩の江戸家老・菊村外記(須賀不二男)は、そんな狂四郎の動勢を察して、いちはやく鶴松を捕え、岩代藩随一の使い手・赤石群兵衛(北城寿太郎)を狂四郎にさしむけた。また狂四郎を亡きものにしようと殺意に燃えるおりんは、蛇使いの女・お艶(長谷川待子)や比丘尼の青華院(若松和子)に色仕掛けで狂四郎を誘い殺そうとしたが果せず、爆薬を狂四郎の持つ提灯に仕掛けた。が寸前、狂四郎はこれを見破った。一方、狂四郎より一足早く城に辿りついた鶴松は、老臣の娘綾路(小松雪子)の手引きで町はずれの五重の塔に身を潜めた。しかしこれを知った岩代藩の追手に綾路は斬られ、ちょうど通りかかった狂四郎に鶴松を託した。が、そんな狂四郎に、おりんの知せでかけつけた岩代藩の刺客が、人質としたお艶を先頭にしてとりかこんだ。さすがの狂四郎もお艶に刃を向けることが出来ず剣を捨てた。だが危機一髪、鶴松は刺客の手をかいくぐり剣を狂四郎に手渡した。剣をとりもどした狂四郎必殺の円月殺法がうなり、群兵衛をはじめとする刺客は地にはった。すべてを終えた狂四郎は鶴松に、武士の悲しさを説き、また一人どこへともない旅にでていった。

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